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【慢性的な肩こりからの解放! 40代女性の鍼灸治療経過レポート】

こんにちは!今日は、慢性的な肩こりに悩んでいた40代女性のケースをご紹介します。
「マッサージや整体では良くなるけど、すぐに元に戻ってしまう…」そんなお悩みを持つ方は多いのではないでしょうか? 今回の患者さんもまさにその状態でしたが、鍼灸施術を継続することで根本的な改善につながりました! その経過を詳しくお伝えします。


患者背景と主訴

患者:40代女性(デスクワーク中心の仕事)
主訴:慢性的な肩こり(特に左肩が重だるい)、最近は頭痛も併発
既往歴:特になし(健康診断では異常なし)
生活習慣:在宅勤務が増え、運動不足気味。休日はスマホや読書をすることが多い

この方は、長年肩こりに悩みながらも、「仕事が忙しい」「そのうち良くなる」と放置していました。しかし、ここ半年ほどで症状が悪化し、頭痛まで出るようになったため、根本的な改善を求めて来院されました。


施術プランと方針

この患者さんの肩こりは、単なる筋緊張だけでなく、姿勢のクセや血流の滞り、自律神経の影響も関与していると考えられました。そこで、以下のような施術方針を立てました。

  1. 鍼灸施術で筋緊張の緩和と血流改善
    • 肩こりのポイントである**肩井(けんせい)、天柱(てんちゅう)、合谷(ごうこく)に加え、全身調整のために足三里(あしさんり)や太衝(たいしょう)**も使用
    • 自律神経の調整を目的に、背中のツボ(大椎や膈兪)へもアプローチ
  2. セルフケア指導(姿勢改善・ストレッチ)
    • 長時間のデスクワークによる負担軽減のため、肩甲骨周りのストレッチ呼吸法を指導
    • 就寝前の簡単な首肩ほぐしを提案
  3. 施術頻度と経過観察
    • 初期は週1回×4回、その後は間隔をあけながら継続

施術経過

【1回目】
施術直後に「肩が軽くなった!」と実感。しかし、2〜3日後には元に戻る感覚があり。まずは身体の変化を感じる段階

【2回目】(1週間後)
肩こりの戻りはあるが、以前よりも軽減しているとのこと。頭痛の頻度もやや減少。セルフケアを少しずつ取り入れ始める。

【3回目】(2週間後)
「前よりも楽な状態が続くようになった」とのこと。特に首〜肩の張りが改善し、頭痛がほぼ消失。デスクワーク中の姿勢を意識するようになり、肩こりの悪化を防げている。

【4回目】(3週間後)
肩こりの症状はかなり軽減し、施術頻度を落としても大丈夫な状態に。「肩こりを忘れている時間が増えた」との嬉しい報告! ここからは、月1回のメンテナンスで継続予定。


考察:なぜ肩こりが改善したのか?

この方の場合、肩の筋肉自体が固まっていたのはもちろんですが、血流の滞り・自律神経の乱れ・姿勢の影響が複雑に絡み合っていました。

鍼灸施術によって、
✅ 筋肉の緊張を緩める(物理的なコリの解消)
✅ 血流を促進し、疲労物質を流す
✅ 自律神経を整え、ストレスによる肩こりを軽減

これらの相乗効果が働いたことで、一時的な緩和ではなく、根本的な改善につながったと考えられます。

また、セルフケア(ストレッチ・姿勢改善)を併用することで、施術の効果を長持ちさせることができました。


まとめ:慢性肩こりには“根本改善”がカギ!

「マッサージや整体では一時的に良くなるけど、すぐ戻る…」とお悩みの方は、ぜひ根本的な改善を目指すアプローチを取り入れてみてください。

肩こりは“ほぐすだけ”ではなく、体の使い方や自律神経のバランスを整えることが大切です。鍼灸はそのサポートとして、とても有効な手段のひとつ。

慢性的な肩こりに悩んでいる方は、お気軽にご相談ください!

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